ちとばかり遅いのだが、
この度米大統領にバラク・オバマ氏が就任。
なんとなくではあるが夢を見させてくれそうな雰囲気がある。
どうせ変わらないと言われる景気ならば夢ぐらい見せてくれる方がいい。
正直格好良いな、と思った。
さて、その米就任式にあたって昼食会が行われた。
昼食会のメニューは、オバマ氏が尊敬している
第16代大統領エイブラハム・リンカーンに縁のあるものばかりだったそうだ。
ちなみにこんなカンジ。
【前菜】シーフードシチュー
メイン産のロブスター、ホタテ貝、銀鱈、エビなどが入った
クリームシチュー。リンカーンが好きだった一品。
ワイン:「ダックホーン・ヴィンヤード 2007
ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー」
【メイン】2種類のアメリカン・鳥ジビエ キジとカモ スイートポテトを添えて
サワーチェリー・チャツネとハーブとともにローストしたカモ胸肉と
ローストしたキジを、根野菜と、シロップをかけたスイートポテトと
盛り付けて。こうしたジビエや根野菜はリンカーンが生まれ育った
ケンタッキーやインディアナ州をイメージして。
ワイン:「ゴールデン・アイ 2005 ピノ・ノワール
アンダーソン・ヴァレー」
【デザート】アップルシナモン・スポンジケーキ
カリフォルニア・シャンパンと合わせて
アップルシナモン・スポンジケーキも、リンカーンがリンゴと
リンゴケーキが好きだったから。
というメニュー構成だったそうだ。
で、ふと。。
オバマ氏の生まれた1961年はフランスワインでいえば
20世紀最大の当たり年と言われている。
実際何度かその年のボルドーを飲んだことがあるのだが、
えもいわれぬ夢心地が訪れたのをよく覚えてる。
当然その知識もあってのチョイスだったのだと思うのだが、
この会食のワインのチョイスはアメリカ産のワインで絞っている。
なんでなんだろう?
掲げてる団結という言葉は自国だけのものなのだろうか?
それともそんな意図はまったくなく、シンプルな選択だったのか。
ただおぼろげにそれが心に引っ掛かってて
なんのテーマもないままに書き綴ってしまった。
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