まずは驚いた。がびーん!
それが率直な感想。
ぽけーってするほど旨い。UMAIっ!!NANIKOREっ!?
フォアグラのラヴィオリ。
使用するフォアグラはフランス産ガチョウのフォアグラ。
フォアグラには2種類あって、
ひとつは鴨フォアグラでこちらは野趣あふれる味わい。
もうひとつはガチョウ、こちらはまろやかなバターじみた味わい。
ラヴィオリに使用するにはこちらガチョウが断然いいと思う。
脂が溶け出しにくいし、パスタとも喧嘩をしない。
ただ難点は鴨より高価なこと。
フレッシュなもので一キロあたり8000円を超える。
カモでも7000円くらいするんだけどね。
まぁたまには作り方でも紹介すっかね。
材料(10人前)
パスタ生地・・・・・・卵黄(ML玉)17個
・・・・・・強力粉350g
・・・・・・薄力粉100g
・・・・・・セモリナ粉50g
・・・・・・EXVオリーブ油20cc
フォアグラ・・・・・・・2センチ角80個(約500g)
(フォアグラはマルサラ酒、塩、胡椒、少量の砂糖でマリネ)
仕上げソース
・・・・・・バター又はスーゴディカルネ50g
・・・・・・バターの場合はセージ葉2,3枚
・・・・・・パルミジャーノパウダー15g
ってことでまずはパスタを練ろうかね。
汝パスタにおけるすべての材料を、ただただ優しさとともに親指の付け根で押し込むような意識で赤子の肌になるますようにと練りな~さ~い。笑い~な~さ~い。いつの日~か~いつの日~か~パスタになるでしょ~う♪(喜納昌吉のパクリ)
イメージは耳たぶよりほんの少し柔らかいくらいがいいっす。
30分くらい寝かせたらパスタを伸ばそう。
よくある手動マシンで一番薄い状態になる目盛の
ひとつ前くらいが食感がいいね。
で、5センチ幅くらいに伸ばしたら、さっきマリネしといたフォアグラを手前1センチくらい余白を残して3センチ間隔でパスタ生地に乗っけてね。
そんでもって前方にくるっと。
こんときにさっきの余白1センチがのりしろになるって算段ですの。
で、フォアグラとフォアグラの間隔の部分をキュッて
つまみ、空気を押し出すんだけども空気抜けてないと
あとでパスタが破裂してひどいことになるからしっかりだ。
で、間隔のとこをパスタカッターでスパスパ切って、
その切ったとこと切ったとこを人差し指と親指でキュッてつまんだらラヴィオリの出来上がり。
こんなカンジ。
こんな説明でわかりやすいかなぁ?
あとは4分くらい茹でて、とかしたバター(またはスーゴ(フォンドヴォーとも言う)に
パスタを絡ませてパルミジャーノパウダーを振りかけたら
はい、口福のフォアグラのラヴィオリの完成さね。
その旨さも肝を抜かれるくらい驚いたんだが、(フォアグラだけに)
このパスタを試作した後輩の成長に正直驚いたんだ。
深い考察と行動が伴わないとこういう完成度の高いシンプルな逸品は作れやしないもの。
まぁ、後輩よ、お前さんが追いつき追い越そうとしてんっだろうけど
オレももっと楽しんで走りつづけるぜよ。
もっとかけっこしようじゃぁないか、後輩!ってあくまでも先輩面。
すんげぇ旨かったぜ、ごちそうさん!
仕込みが忙しくなかなか更新できないんだが、
明日明後日できたら今度はこないだの宮古牛のことUPしまーす。
このパスタ食べてみたいひとはクリックよろにく!
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